心音効果が失敗する主な理由は、テンポが感情に合っていないか、視点がカメラと一致していない場合です。ここに載せたプロンプト例を出発点として、リズム(落ち着き vs パニック)、フィルター(こもる vs クリア)、空間(ドライ vs 広がり)を調整しましょう。「短い減衰」や「重めの低音」などのわずかな変更で、心音がセリフの下に目立たず置かれたり、その瞬間を際立たせたりできます。
テンポは物語の流れに合わせて(BPM指定は不要)
BPM指定より、感情やペースを表現しましょう。「落ち着いて安定」なら同じ速度でも「速くて不安」とは印象が異なります。編集が早いなら間隔を短く、恐怖感が欲しいなら遅くて余韻が重い鼓動をリクエストしましょう。
- 「安定」「速い」「転ぶ」「湧き上がる」などの言葉でリズム感を調整
- 緊張感のある間には「遅くて重いドン」とリクエストすると良いです。
- セリフとぶつかるときは、「短い減衰」と「少ない部屋の響き」を求めましょう。
視点を選ぶ:内部・近距離・現場
心音は内部(頭や体で聞こえる)、機器(聴診器風)、部屋の中で響く感覚などにできます。フィルターと空間の調整で、内部はこもって低中音中心、現場は反射や空気感を持ちます。
- 内部視点:「こもった、フィルター、暖かいドン、ハイ少なめ」を指示
- 機器視点:「聴診器風、狭いステレオ、親密でドライ」とプロンプト
- 部屋視点:「遠い心音、さりげない反射、静かな部屋の響き」とリクエスト
低音を調整してどんなスピーカーでも聞こえるように
低音が強すぎるとスマホでは消え、弱すぎると嘘っぽい。しっかりしたドンが中音域で聞こえて、シーンごとに重さを調整しましょう。インパクトが欲しい時はトランジェントを強く、背景の緊張感なら滑らかに。
- スマホ対応:「聞こえる中音ドン、調整された低音」とプロンプト
- 映画的な重み:「低音前面、強い低音、広いステレオ感」とリクエスト
- クリック回避:「滑らかなアタック、クリアなトランジェント、デジタルアーティファクトなし」と指定
長い緊張シーンにはループ対応化
シーンが連続パルスを必要とする時は、ループ対応の心音を生成し端をきれいに保ちましょう。ループは余韻が揃って響きが一定の時に自然に繰り返されます。
- 「ループ化可能、安定リズム、滑らかなループ端」をリクエスト
- 長いベッドは反射の変化より一貫した部屋トーンを優先
- ループが目立つ場合は「より柔らかなトランジェント」「短い尾」で再生成