心音はやりすぎ注意:低音が強すぎると台詞を隠し、クリックが強すぎるとキックドラム風になります。以下のコツでシーンに合うライブラリ素材や、テンポや視点、ディケイを的確に反映したプロンプトを書きましょう。
視聴者にどんな感情を伝えたいか決める
まず意図から考えましょう:落ち着き、緊張、パニックなど。その選択がリズムや瞬間的な音の強さに影響します。
- 落ち着き:一定間隔、ソフトなアタック、控えめな低音
- 緊張:やや不規則、穏やかなダイナミクス、短いディケイ
- パニック:速いダブル、高いトランジェント、強い音量感
視点を合わせる:頭の中 vs 室内
POVの心音は近くてドライに感じ、場面全体の緊張感を出すなら部屋の音も混じる遠めが合います。距離感を明確に指定することで、後で不要な雰囲気と戦う必要がありません。
- 近距離:狭いステレオ、親密な体の音、非常に短いテイル
- 遠距離:弱いトランジェント、反響が多め、マスキングも控えめ
- こもった音:布で抑えた高音、滑らかなアタック、暖かい中低域
低音とマスキングコントロール
低域は感情を加えますが、音楽や台詞を邪魔することも。制御されたサブとクリーンなアタックを目指して、低い音量でもきちんとビートが聴こえるようにしましょう。
- シネマティック用には「制御されたサブ」や「ノークリッピング」と指定
- 台詞重視の場面なら「短いディケイ」「低音控えめ」をリクエスト
- すでに音楽が低音域をカバーしている場合は、軽くて中域重視のビートを選びましょう
よくある心音効果音に注意
多くの心音効果音はドラムループや医療用モニターのように聞こえてしまいます。ストーリーで意図的なスタイライズが必要な場合以外は、自然でシーンに合う音を選びましょう。
- 人間らしさを出す時は完璧にクオンタイズしないこと
- 物語の空間でない限り、長いリバーブテイルは避ける
- アタックの鋭いクリックを避け、必要なら「丸いトランジェント」をリクエスト